都議選が終わって、都民ファーストが、圧勝でした。
もりかけ問題や議員の不祥事などが原因と言われています。
これを受けて、安倍政権にNOが突き付けられた!
とメディアは大喜びしていますが…
まずは報道から…
民進党は、小池百合子都知事が率いる地域政党
「都民ファーストの会」と自民党の対決の構図で埋没し、
告示前から2減の5議席に敗北した。
選挙前から公認候補の離党が相次ぎ、
蓮舫代表の責任は免れないとの見方があったが、
議席の大幅減を回避できたことで、
党内非主流派が「蓮舫降ろし」に動く気配は消えた。
松原仁都連会長は3日に辞任する構えだが、
蓮舫氏は続投する。
「おごれる自民党への嫌悪感が充満し、
安倍政権にノーという意思表示が示された。
一方で、われわれには埋没感がある」
民進党の野田佳彦幹事長は3日未明、
「2減」という選挙結果をこう振り返った。
「次の党勢拡大を目指す責任を果たしていかないといけない」
と述べ、自らの辞任論も否定した。
政党支持率が低迷し、当初は「議席ゼロ」の予測もあった。
しかし、負け幅が微減にとどまり、蓮舫氏と距離を置く党重鎮議員は2日、
「代表を降ろす口実はなくなった」と語った。
http://www.sankei.com/politics/news/170703/plt1707030025-n1.html
だそうです。
少し見方を変えてみましょう。
都議選の得票率を見ると、
都民ファ 27%
自民党 22%
共産 9.7%
公明 7.4%
民進 6.2%
でした。
単純計算でな無いですが、自民党と都民ファーストの差は、
公明党の組織票分程度の差になっています。
自民党の議席数は半減していますが、獲得票数は2割減程度です。
つまり、自公連携なら、ダントツで自民党圧勝だった事になります。
今回の自民党大敗の最大の要素は、公明党だったのかもしれません。
逆に野党はどうでしょう?
民進党は7議席から5議席へ微減とか言ってますが、
逃げ出した議員を含めれば、15議席から5議席への激減です。
共産党は2議席増とか喜んでますが、
民進党の2議席が移動しただけ。
結果として民共連携で、自陣営は増えておらず、
実質的には8議席減になっています。
次に自民党東京都連です。
そもそも、都議選に置いて小池氏を公認していれば、今回の大敗は無かったでしょう。
あの時から、自民党東京都連に対する不信感が東京都民にあったと推測します。
小池氏就任時にも、幼稚な態度を示しました。
そこから、イメージ回復するような動きは東京都連には出ていません。
内田氏が辞めましたが、応援演説に出る事は逆効果だったのではないでしょうか?
結局の処、都連の幹部が代わり映えしなかった事も敗因と言えます。
さらに、5人区などで、二人擁立していたのも失敗でしょう。
公明党の援護射撃が無いのですから、1点集中で選挙に挑むべきだったと思います。
このあたり、都連の戦略ミスと言えるでしょう。
スキャンダルの影響が無かったとは言いません。
しかし、このように見ていけば、メディアが言うほど、
スキャンダルの影響が出ていないように見えます。
公明党との連立のぬるま湯につかり過ぎて、票を読み誤ったと言っても過言では無いと言えます。
メディアの報道も、この公明党票については触れません。
得票数が2割しか減っていない事にも触れません。
何より、民進党の15議席から5議席になった大敗をオブラートに包んでいます。
さらに、民共連合で見たときには、議席数が増えていない事も触れません。
全てをスキャンダルの影響として、正確な分析は放棄している状態です。
選挙の結果では無く、数字的に見たとき自民党の支持は大敗のレベルでは無いのです。
もう一つ、民進党や共産党、メディアも大切な事を見落としていました。
都民ファーストの小池氏、実は、安倍総理よりも右よりです。
その小池氏が代表を辞任し、代表に就任した人などは、大日本帝国憲法復活とか言っちゃう
超右寄りな人物だったりします。
結果として、維新と同じく、都民ファーストも安倍政権寄りの政党であると言えます。
小池氏が敵視してきたのも、自民党東京都連であり、自民党ではありません。
その証拠に、ほとんど安倍政権の批判はしてきませんでした。
今回の都民ファーストの躍進で、左翼政党の勝利みたいな印象操作をしていますが、
大間違いです。
第2の維新を作ったと言っても過言では無いと言えます。
改憲論争が出てくれば、間違いなく、都民ファーストと小池氏は改憲派です。
こうして考えていけば、目の上のたんこぶだった都連を壊滅させ、
補完勢力が出来たのですから、安倍政権にとっては追い風になる可能性すらあります(笑)
結局の処、共産党にいい様に利用された
民進党の一人負けだった都議選だと言えるのではないでしょうか。
ぽちってしてもらえると励みになります!
もりかけ問題や議員の不祥事などが原因と言われています。
これを受けて、安倍政権にNOが突き付けられた!
とメディアは大喜びしていますが…
まずは報道から…
民進党は、小池百合子都知事が率いる地域政党
「都民ファーストの会」と自民党の対決の構図で埋没し、
告示前から2減の5議席に敗北した。
選挙前から公認候補の離党が相次ぎ、
蓮舫代表の責任は免れないとの見方があったが、
議席の大幅減を回避できたことで、
党内非主流派が「蓮舫降ろし」に動く気配は消えた。
松原仁都連会長は3日に辞任する構えだが、
蓮舫氏は続投する。
「おごれる自民党への嫌悪感が充満し、
安倍政権にノーという意思表示が示された。
一方で、われわれには埋没感がある」
民進党の野田佳彦幹事長は3日未明、
「2減」という選挙結果をこう振り返った。
「次の党勢拡大を目指す責任を果たしていかないといけない」
と述べ、自らの辞任論も否定した。
政党支持率が低迷し、当初は「議席ゼロ」の予測もあった。
しかし、負け幅が微減にとどまり、蓮舫氏と距離を置く党重鎮議員は2日、
「代表を降ろす口実はなくなった」と語った。
http://www.sankei.com/politics/news/170703/plt1707030025-n1.html
だそうです。
少し見方を変えてみましょう。
都議選の得票率を見ると、
都民ファ 27%
自民党 22%
共産 9.7%
公明 7.4%
民進 6.2%
でした。
単純計算でな無いですが、自民党と都民ファーストの差は、
公明党の組織票分程度の差になっています。
自民党の議席数は半減していますが、獲得票数は2割減程度です。
つまり、自公連携なら、ダントツで自民党圧勝だった事になります。
今回の自民党大敗の最大の要素は、公明党だったのかもしれません。
逆に野党はどうでしょう?
民進党は7議席から5議席へ微減とか言ってますが、
逃げ出した議員を含めれば、15議席から5議席への激減です。
共産党は2議席増とか喜んでますが、
民進党の2議席が移動しただけ。
結果として民共連携で、自陣営は増えておらず、
実質的には8議席減になっています。
次に自民党東京都連です。
そもそも、都議選に置いて小池氏を公認していれば、今回の大敗は無かったでしょう。
あの時から、自民党東京都連に対する不信感が東京都民にあったと推測します。
小池氏就任時にも、幼稚な態度を示しました。
そこから、イメージ回復するような動きは東京都連には出ていません。
内田氏が辞めましたが、応援演説に出る事は逆効果だったのではないでしょうか?
結局の処、都連の幹部が代わり映えしなかった事も敗因と言えます。
さらに、5人区などで、二人擁立していたのも失敗でしょう。
公明党の援護射撃が無いのですから、1点集中で選挙に挑むべきだったと思います。
このあたり、都連の戦略ミスと言えるでしょう。
スキャンダルの影響が無かったとは言いません。
しかし、このように見ていけば、メディアが言うほど、
スキャンダルの影響が出ていないように見えます。
公明党との連立のぬるま湯につかり過ぎて、票を読み誤ったと言っても過言では無いと言えます。
メディアの報道も、この公明党票については触れません。
得票数が2割しか減っていない事にも触れません。
何より、民進党の15議席から5議席になった大敗をオブラートに包んでいます。
さらに、民共連合で見たときには、議席数が増えていない事も触れません。
全てをスキャンダルの影響として、正確な分析は放棄している状態です。
選挙の結果では無く、数字的に見たとき自民党の支持は大敗のレベルでは無いのです。
もう一つ、民進党や共産党、メディアも大切な事を見落としていました。
都民ファーストの小池氏、実は、安倍総理よりも右よりです。
その小池氏が代表を辞任し、代表に就任した人などは、大日本帝国憲法復活とか言っちゃう
超右寄りな人物だったりします。
結果として、維新と同じく、都民ファーストも安倍政権寄りの政党であると言えます。
小池氏が敵視してきたのも、自民党東京都連であり、自民党ではありません。
その証拠に、ほとんど安倍政権の批判はしてきませんでした。
今回の都民ファーストの躍進で、左翼政党の勝利みたいな印象操作をしていますが、
大間違いです。
第2の維新を作ったと言っても過言では無いと言えます。
改憲論争が出てくれば、間違いなく、都民ファーストと小池氏は改憲派です。
こうして考えていけば、目の上のたんこぶだった都連を壊滅させ、
補完勢力が出来たのですから、安倍政権にとっては追い風になる可能性すらあります(笑)
結局の処、共産党にいい様に利用された
民進党の一人負けだった都議選だと言えるのではないでしょうか。
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