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2024/05/05 15:58 |
産経支局長無罪判決の報道で感じたこと
一年以上に及んだ韓国での産経新聞支局長の裁判、とうとう判決が出ました。

結果は、無罪。

あまりにも当たり前の判決すぎて、驚きです。
私の予想では、執行猶予だと考えていましたから…

この判決が出て、各メディアは一斉に報道していました。
それだけ注目が高かったと言うことだと思います。

しかし、報道を聞いていて、違和感が沢山ありました。

「日韓関係改善に繋がる」

です。

まるで、産経支局長がほんとは悪いのに、韓国が配慮してくれたとでも言いたいのでしょうか?

正しくは、

「日韓関係の更なる悪化を避ける事が出来た」

です。

起訴自体が異常な内容であり、世界中から批難され、国連からも批難されていたこの裁判。
無罪が当然なのです。

もし、有罪になっていたら、更なる世界からのバッシングを受けると共に、
言論、報道の自由の無い国とのレッテルまで張られます。

今までの韓国であれば、日本に対しては何しても許されると言う空気があり、
さらに、日本に対して折れる事は許されない空気でした。

これは、今でも同じなのですが、
今回、さすがに政府がまずいと思ったのでしょう。
政府から、暗に無罪にしろという圧力じみた事があった事を表す文書が、
異例にも法廷で読み上げられたそうです。

これは、司法の判断だけで、無罪にしたんじゃ無いよって、国民へのアピールでしょう。
さらに言えば、政府の判断で、司法判断が変わるという、
三権分立になっていない事まで露呈してしまいました。

こうして、振り返って見ても、韓国にとって何の得にもならない裁判だったのが良くわかります。

以前にも書きましたが、韓国は、産経側がもっと簡単に折れてくれると考えて居たのでしょう。
日本も産経に対して、事を荒立てないように促してくれるとも考えていたのだと思います。

もし、記事を取下げて、軽く謝罪でもしてくれれば、無罪放免の予定が、
全く折れない産経と、韓国に配慮しない日本に、身動きが取れなくなったのだと見ています。

結果として、裁判を長引かせて、折れてくれるのを待ったけど限界になって、
無罪判決しか無い状況になったと考えています。

で、ここで無罪となったのですが、
韓国から、産経支局長に対する謝罪は無いのでしょうか?
無罪の人を、人権を無視して長期間出国停止にしていた事はどうなるのでしょう?

無罪判決が出たから終わりではありません。
産経支局長が受けた、精神的、社会的損失に対する保証と謝罪が必要です。
よくある「冤罪」と同じなのです。

にも関わらず、各メディアは、日韓関係の「改善」に繋がると報道しています。

私には理解出来ません。

当たり前の判決が出ただけで、日本人の韓国への評価が、何故変わると思えるのでしょうか?

さらに言えば、韓国内でのインタビューの報道内容を聞いていると、
無罪判決に納得出来ないような発言が多くありました。

つまり、韓国の日本に対する感情は、悪化したと言えます。

日本の韓国に対する感情は、悪化が防がれただけで、改善要素はありません。

こう考えれば、今回の判決で、日韓関係が改善するなんて事は無く、
韓国世論を考慮すれば、やはり悪化すると考えられます。

報道の中では、
「産経支局長の問題が日韓の関係改善の妨げになっている」
といってた、政府関係者の言葉が引用されていました。

決して、産経支局長の問題が無ければ、関係が改善すると言ってるのではありません。

妨げの一つが無くなったかもしれないだけです。
今回の件で、検察が控訴するかも不明です。
韓国政府筋のコメントも有りません。
これから、韓国世論がどう動くかも不透明です。

さらに、この問題が足踏みしている間に、靖国テロまでありました。

判決が無罪だったからと言って、関係改善すると考える方が楽天すぎます。

当たり前の結果が出ただけでしかありません。

メディアは、もっと現実的な報道をするべきだと思います。
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2015/12/18 12:00 | Comments(0) | その他

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