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2025/07/06 10:42 |
故郷納税を考える
11月23日の報道ステーションで、故郷納税の問題を取り上げていました。

「例えば、故郷納税を20,000円したとしたら、18,000円が戻ってくるので、実質負担は2,000円…
その上、納税額の4割程度がお礼として物品が贈られる」

みたいな感じ。

さらには、税収が増える地域も有れば、減る地域もある。
さらに、お礼を贈るから、国全体の税収が減る。

だから、この制度は問題だ!

みたいな感じでした。

まず、「実質2,000円」についてですが、
この表現は少し変なのです。

戻って来るばかりを強調したいのでしょうが、
実際には、
「2,000円の負担増」です。

さて、言葉遊びは置いといて、本質について考えます。

まず、お礼によって、実質税収が減る件についてです。

確かに、税のインとアウトだけ見れば、マイナスです。

しかし、そんな局所だけで議論するのは、間違いだと考えます。

まず、定価5,000円のお礼を贈るとします。

すると、役所はその商品を購入する必要があります。

当然、地元企業からの仕入れ。

すると、その企業の売り上げは上昇します。

そうなれば、そこからの税収アップも見込めます。

さらに、本来であれば、その商品に触れる機会すら無かった人が、知る事になります。

そうなれば、口コミ効果やリピーター効果も得られる事になります。

地元商品を全国規模でPRしたとして、その交通費や開場費、試食品費などを考えたら、これくらいのお礼って、気がしませんか?

税収が増えて、地元PRが出来て、活性化出来ると考えられます。

報道するのであれば、こうした多角的な視点で、明と暗を伝えるべきでしょう。

次に故郷納税の「暗」を見てみましょう。

国内人口は、限られてるのですから、
税収の増える地域が有れば、当然減る地域も有ります。

この減った地域が問題だそうです。

理由は、目立った特産品が無く税収が目減りしているからだとか。

確かに、現時点で特産品が無いのは、厳しいと思います。

だからと言って、地元に魅力が無いんですと嘆いて居ても、何の解決にもなりません。

故郷納税のお礼には、
一日市長券や、スイーツなんかもあり、アイデア次第と言えます。

しかし、立地に満足して、何もしなくても人が集まる地域は、
故郷納税で出ていく税金が多いのかなって思います。

逆に言えば、今特産品に「あぐら」をかいてる地域に差を着けるチャンスでもあるのです。
如何に地元を魅力的な地域にするかを、もっと考えるべきだと思います。
特産品だけが全てではありません。

その地域だけのオンリーワンを作れば良いのです。
B級グルメなんて、その真骨頂では無いでしょうか。

そうは言っても、手放しで推奨することが出来ないのも事実でしょう。
人口が少ない地域などでは、こうした税収減が致命傷になりかねません。
しかし、そうした地域に合わせてしまっては、せっかくの制度が死んでしまいます。

政府は、こうした故郷納税で著しく税収が減っている地域の
地域振興に力を入れるべきだと思います。
これこそが、地方創成につながると考えます。

こうした事を繰り返して行けば、日本中が魅力的になって行くのではないかなと思います。

メディアは制度を批難するのでは無く、
制度の明暗をしっかりと伝え、制度をより良くしていく方法を提言していくべきです。

暗にだけスポットを当てて、制度の批難だけをするのであれば、素人でも出来ます。
批判だけを垂れ流すくらいなら、報道しないで欲しいなと思いました。



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2015/11/25 12:00 | Comments(0) | その他

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