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2024/03/29 09:57 |
安保法制、集団的自衛権を全否定でほんとに良いですか?
7月16日、安保法制が衆議院を通過しました。

メディアも野党も、相変わらず「強行採決」を叫んでます。

デモ隊も、頑張ってます。

テレビを見ていて、異常に感じるのは、私だけでしょうか?

まるで、野党は一生懸命議論しているのに、
与党が無視して採決したかのようなコメントが目立ちます。

いろいろな委員会や本会議が有るにも関わらず、
一番丁寧に時間をかけるべきと言ってる安保法制の委員会で、
年金問題をグチグチネチネチ質問したり、
年金問題を理由に審議拒否したりしてたのは、誰でしたっけ?

安保法制より重要だから取り上げたと言うのでしょうね(笑)

悪戯に審議時間が増えただけでしたが…

さてさて、今回10本の法案を纏めて審議してた訳ですが…

集団的自衛権一部容認の内容は、

国際平和支援法
(国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律)

など、全てではありません。

後は、

「我が国の領海及び内水で国際法上の無害通航に該当しない航行を行う外国軍艦への対処について」
「離島等に対する武装集団による不法上陸等事案に対する政府の対処について」
「公海上で我が国の民間船舶に対し侵害行為を行う外国船舶を自衛隊の船舶等が認知した場合における当該侵害行為への対処について」

など、日本の領海警備など、日本が侵害されるのを防ぐ為の法案も含まれています。

集団的自衛権に反対な方も、個別自衛権は容認なはずなのに、
全否定なのは何故なのかな?って思いませんか?

もし、ホントに日本の事を考え、ホントに日本と日本人の安全を考えてるなら、
集団的自衛権の一部容認以外には、賛成では無いのでしょうか?

何も考えず、前向きな議論をせず、与党を全否定する事で、
党の存在感を出そうとしたとしか、考えられません。

ちなみに、この集団的自衛権一部容認以外の法案って、
ターゲットは中国韓国がメインであり、両国も反発(内政干渉)しています。

実は、共産党なんかは憲法がどうのを隠れ蓑に、
こちらを阻止したいんじゃ無いかなって思ったりもします(笑)

全てを一纏めに戦争法案と言い放つ時点で、
日本を守りたいなんて言葉は、詭弁でしかなくなると思えるのです。

デモしてる人達は、この辺まで理解した上で、
今回の法案を全否定してるのでしょうか?

本来であれば、
野党は、今回の法案から、集団的自衛権の一部容認に関するを切り離して、
対案を出すべきだったと思うんですよ。

維新はこれに近い事しましたよね。

民主党や共産党は、対案を出すことすらしていないので、全否定と同じです。

そして、デモしてる方達も、この共産、民主と同じなのです。

私は、今回の法案に賛成の立場ですが、
反対の声をあげられている方の考えも一応理解しているつもりです。
そして、「集団的自衛権反対」「憲法9条守れ」と理想を掲げるのも、
人それぞれであり、その方達も日本の未来を考えられているのであろうと
信じています。
(一部、特定アジア圏の息のかかった方も多数含まれてそうですが…)

そして、日本の未来を思うのであれば、
「廃案」を求めるのでは無く、「集団的自衛権一部容認」部分の
変更か削除を求めるべきなのです。

それであれば、自衛は認めるけど、集団的は認めないになります。

ちなみに、9条が…って言ってる人の多くは、集団的自衛権だけでなく、
自衛隊も日米安保も違憲だと言う方達だったりします。
共産党もそうです。

その人達と共闘して、ほんとに良いのですか?

彼等の主張とあなたたちの主張はほんとに同じですか?

民主党さん、メディアの皆さん、共産党と同じ主張なんですか?

もう一度、良く考えて、
ここは必要だから、この法案は成立させるべきだが、
集団的自衛権の行使一部容認だけは認められないから反対だ
ってきちっと言って議論した方が良いですよ。

参院審議では、各党に以下を明確に表明してもらいたいなって思います。

・自衛隊は合憲か違憲か?
・日米安保は合憲か違憲か?
・集団的自衛権の一部容認は合憲か違憲か?
・日米安保と集団的自衛権の違いは何なのか?

上二つに関して、共産党と社民党以外は合憲って言うと思います。
で、自民党以外は3つめを違憲と言うでしょう。

その中で、4つめの合理的説明を聞きたいと思います。

そして、朝鮮半島有事の際、日本から米軍が出撃することは合憲かどうか、
そして、その米軍に補給する事は合憲かどうか

を答えて欲しい。

朝鮮半島有事は、冷戦の終わった昨今、ただの内戦でしかありません。
日本の存立危機にあたりませんが…まさか、合憲とは言わないですよね?

上記の場合、当然日本は標的になります。
だって、北朝鮮にとっては、敵国である韓国と指揮権を同じくする米軍に支援することは、
敵国である韓国に支援することに等しく、敵と見なされるでしょう。

野党の皆様も、補給を叩くのは戦争では当たり前と言ってましたよね。

つまり、隣の国の内戦に、
日米安保と言う名の「集団的自衛権の行使容認」によって、
米軍を助ける事で戦争に巻き込まれる事になります。

まさに野党が主張する「戦争に巻き込まれる」になる可能性が
もっとも高い事案になります。

しかも、自衛隊の部隊レベルでは無く、日本本土が標的になります。

「朝鮮半島有事に、アメリカを支援して韓国郡を助ける事は、
集団的自衛権の行使にあたるので違憲であり絶対認められない」

と声を大にして言えないなら、
今回の法案に反対する資格は無いのです。

当然、メディアも同じです。

民主党もメディアも必死にごまかすでしょうけどね(笑)

今までの内閣が集団的自衛権を憲法違反であると言ってきたのは、

「他国の戦場に行き、能動的に同盟国の敵国を同盟国と一緒に直接攻撃する」

事だったのでは無いでしょうか?

後方支援は、相手国に攻撃するのも同じと言う意見もあります。

でも、、物理的な支援をしなくても、
「支持する」の声明発表した時点で同じだと思うのです。
だって、国際世論的に支援した事になりますからね。

言葉遊びは止めて、本質的な議論をして欲しいと思います。

そして、デモする方は、「憲法9条守れ」ってスローガンを掲げる人達は、
「自衛隊」も「日米安保」も違憲だと言う、
日本を無抵抗国家にしたい人達に加担する事であると覚えておいて欲しいです。







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2015/07/17 12:00 | Comments(0) | その他

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