Yahooニュースに、こんな記事が投稿されてました。
この春には有名なニュースキャスターが次々と降板します。
テレビ朝日『報道ステーション』の古舘伊知郎氏、
TBS『ニュース23』の膳場貴子氏・岸井成格氏、
NHK『クローズアップ現代』の国谷裕子氏
の降板は特に注目されています。
注目度という点ではショーンKもでしょうが、
ちょっとこの人の場合は経緯が違います。
古舘氏、岩井氏、国谷氏の3人の降板に関しては、
政権からの圧力があったという説が消えません。
自民党政権にも臆せず物申すというスタイルは時には「偏向」という批判を受けました。
しかし、メディアはかなり反体制的なスタンスを持っていなければ、簡単に御用メディアとなり、大政翼賛会化します。
実際の3人の降板の過程はよくわかりません。
しかし、日本のメディアの独立性がかなりの危機にあることは確かなようです。
権力から独立していること。
これはメディアの基本中の基本。
その基本が危うくなっています。
国境なき記者団が出している世界報道自由ランキング(2015年)では日本はなんと61位までランクを落としています。
毎年14の団体と130人の特派員、ジャーナリスト、調査員、法律専門家、人権活動家らが、
それぞれの国の報道の自由のレベルを評価するため、
50の質問に回答する形式で指標が作成されています。
その指標に従って作られたランキングです。
日本のランクの落ち方が半端でない状況です。
2011年・11位⇒2012年・22位⇒2013年・53位⇒2014年・59位⇒2015年・61位となっています。
世界の11位といえば、先進的なグループに入りますが、61位となると、かなり危ないとみられる状況です。ちょっと厳しすぎるようには思いますが、
日本の報道の自由には黄色信号が点っているということは確かだと思います。
福島の原発事故で情報の隠蔽や報道への圧力があったと言われます。
民主党政権時代に11位だったのが自民党政権になってランクが急落したといういい方もありますが、民主党政権時代にも問題があったのです。
自民党政権になると、特定秘密保護法の制定やメディアへの圧力なども話題になり、ランクが急落しました。
政権に批判的なキャスターには圧力がかかる、という状況になったのです。
この点においては民主党も悪かったし、自民党はもっと悪かったという感じでしょうか。
これは日本の民主主義の危機といっていいでしょう。
以下略
らしいです。
確かに報道の自由は、少ないかも知れません。
しかし、それは政治の圧力による物とは、少し違うと考えます。
この記事は、全て政治の責任にしたいようですが、そうでは有りません。
もっとも、民主党政権時代は、露骨にメディアに圧力かけてました。
しかし、それすらしっかり報道されていたのです。
つまり、政治家の圧力なんて、世論を味方にしてしまえば、
怖くない事の表れるだと思います。
外国人から見たら、日本の報道が異常に感じているようです。
そんな中、 高市早苗総務相による、
いわゆる「電波停止」発言をめぐり、
TBSの報道番組「NEWS23」でアンカーを務める
毎日新聞社特別編集委員の岸井成格氏らジャーナリスト5人が2016年3月24日、
東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見しました。
その中でのやり取りより、引用です。
「中国ではジャーナリスト逮捕されたりと、非常に厳しいですよね。
アメリカでも国が監視したり法的に追及したり、日本よりある意味ではひどい状況だと思うんですよ。
にも関わらずなぜ、日本のメディアがこれほど萎縮するのか、そのメカニズムはなんでしょうか。どういう圧力のかけ方があるのか。」
とマーティン・ファクラー氏が質問しました。
これに対して岸井氏は
「私は明日で「ニュース23」のアンカーを降ります。
いろんなことを言われましたが、
私に対して少なくとも直接・間接の圧力は一切ありません。
それを感じさせるものも私の周辺ではありません。
相手もそれをやれば、私がそれを番組で批判することを察知しているからでしょう。
しかしタイミングが非常に悪かった。テレビ局の人事がちょうど動き出した時に、
ご存知のとおり私を批判する、飛んでもない、信じられないような気味の悪い意見広告が載った。
それと時期を同じくして、古舘さんの交代や、
国谷さん降板が一斉に起きて、萎縮してやっているんじゃないかという見方が出ている。
政権側の今のやり方は非常に巧妙です。
悪く言うと狡猾です。
正々堂々と言ってこない。
そういう意味では高市発言はやりすぎちゃったんでしょうね。
でもやらざるえ得なかったんだと思います。
それよりも日本のメディアの構造的に、なぜ一斉に反発できなかったかと言うと、まさか想像もしなかったからでしょう。
あんな暴言。
憲法否定でしょ?
そんなことを言う大臣が出るとは想像もできなかった。
だからそれに対する対応が鈍かったんだと思う。
それから、どうしても新聞同士、テレビ同士はライバル意識が強く、連携しようという発想がない。しかし、そこまでやらなきゃいけないような状況というのもこれまでは幸い無かった。
ですから今初めて。現在進行形です。
また、メディアの分断があります。
私が信頼する内部告発などを総合すると、個別の記者を呼んで厳しく言う。
それが局内で広がって、段々上の方に行く、ということが日々やられているように思います。 」
だそうです。
政府は全く関係ないと言ってます。
そりゃそうでしょ。
そんな露骨な事をしてもらえたら、大喜びで報道出来ちゃいます。
政府だって、馬鹿ではありません。
それよりは、放送法を知っている人達からの突き上げの方がきつかったと思います。
多くの国民が、安保の報道の在り方に疑問を持ったと思います。
そして、放送上は、安保反対が大半だとしつつも、報道の在り方にNOと言う人が
多くいたのだと思います。
そうした人達によるスポンサーへの圧力や不買運動などが重なり、
メンバーを刷新せざるを得なくなったのでしょう。
どうしても、高市氏の発言を悪としたいようですが、
彼女の発言は法律を述べたに過ぎません。
これで萎縮するということは、自分達が法律違反をしている認識がある証拠です。
そして、良く言われる、「政権の意図に反する報道を行う」と言う言葉、
これ、高市氏を含め誰も言ってません。
賛否があるのだから、反対だけだと印象づける報道は正しく無いと言われているだけです。
そして、発言の一部だけを切り出して、意図と違う意味に仕立てるなと言ってるにすぎません。
正しく伝えた上で、批判的な報道を行う事はなんら問題とはしていないのです。
本質を隠し、論点をずらして、政権批判につなげる行為が国民に見透かされた結果ではないでしょうか?
外国人記者から見れば、記者クラブという存在事態が閉鎖的だと言われています。
記者クラブ事態が、情報を隠蔽しているとすら言われていました。
ちなみに、記者クラブは大手メディアが牛耳っており、政府の管理下にはありません。
大手メディアの既得権の一つなのです。
そして、日本のメディアは、韓国中国に対して、極力報道しないような風潮。
こうしたメディアの姿勢そのものが、
日本の報道の自由が疎外されていると感じる部分ではないでしょうか?
高市発言を問題視しながら、
過去の民主党時代の発言はスルーし続けるこうしたアナウンサー達こそ、
報道の自由を捨て、政権批判だけをしている不自由な人では無いでしょうか?
海外のメディアは、彼らの発言だけを信用しているわけでは無く、
独自にイロイロ調査していると思います。
すると、彼らが民主党時代にはダンマリだった事もわかっていると思うのです。
にも関わらず、今回だけ騒いでいるからこそ、
今回のような質問が出てきたのだと思います。
だって、同じ内容なのに、今回騒ぐには理由があるんだろうって考える方が普通です。
それに対して、明確に答えられない事に、外国人記者はさらに違和感を持ったと思います。
そりゃ、政権のマイナスになるよう頑張ってますとは言えませんからね。
彼らのこのような行動こそ、マスコミの信用が低下していく原因であり、
報道の自由が局や新聞社やスポンサーに制限されていることを表していると思います。
そして、しつこくこの件を取り上げれば取り上げるほど、
国民が自分で調べ、今の報道の矛盾に気がつく人が増える事に気がついていないようです。
日本のメディアは、報道の自由は低いと言うのは間違いありません。
でも、それは政治による圧力で萎縮しているのでは無く、
自分達の主義主張に反するものは報道させない、意向に沿わない人間は使わないと言った、
メディア自信の責任であると考えます。
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この春には有名なニュースキャスターが次々と降板します。
テレビ朝日『報道ステーション』の古舘伊知郎氏、
TBS『ニュース23』の膳場貴子氏・岸井成格氏、
NHK『クローズアップ現代』の国谷裕子氏
の降板は特に注目されています。
注目度という点ではショーンKもでしょうが、
ちょっとこの人の場合は経緯が違います。
古舘氏、岩井氏、国谷氏の3人の降板に関しては、
政権からの圧力があったという説が消えません。
自民党政権にも臆せず物申すというスタイルは時には「偏向」という批判を受けました。
しかし、メディアはかなり反体制的なスタンスを持っていなければ、簡単に御用メディアとなり、大政翼賛会化します。
実際の3人の降板の過程はよくわかりません。
しかし、日本のメディアの独立性がかなりの危機にあることは確かなようです。
権力から独立していること。
これはメディアの基本中の基本。
その基本が危うくなっています。
国境なき記者団が出している世界報道自由ランキング(2015年)では日本はなんと61位までランクを落としています。
毎年14の団体と130人の特派員、ジャーナリスト、調査員、法律専門家、人権活動家らが、
それぞれの国の報道の自由のレベルを評価するため、
50の質問に回答する形式で指標が作成されています。
その指標に従って作られたランキングです。
日本のランクの落ち方が半端でない状況です。
2011年・11位⇒2012年・22位⇒2013年・53位⇒2014年・59位⇒2015年・61位となっています。
世界の11位といえば、先進的なグループに入りますが、61位となると、かなり危ないとみられる状況です。ちょっと厳しすぎるようには思いますが、
日本の報道の自由には黄色信号が点っているということは確かだと思います。
福島の原発事故で情報の隠蔽や報道への圧力があったと言われます。
民主党政権時代に11位だったのが自民党政権になってランクが急落したといういい方もありますが、民主党政権時代にも問題があったのです。
自民党政権になると、特定秘密保護法の制定やメディアへの圧力なども話題になり、ランクが急落しました。
政権に批判的なキャスターには圧力がかかる、という状況になったのです。
この点においては民主党も悪かったし、自民党はもっと悪かったという感じでしょうか。
これは日本の民主主義の危機といっていいでしょう。
以下略
らしいです。
確かに報道の自由は、少ないかも知れません。
しかし、それは政治の圧力による物とは、少し違うと考えます。
この記事は、全て政治の責任にしたいようですが、そうでは有りません。
もっとも、民主党政権時代は、露骨にメディアに圧力かけてました。
しかし、それすらしっかり報道されていたのです。
つまり、政治家の圧力なんて、世論を味方にしてしまえば、
怖くない事の表れるだと思います。
外国人から見たら、日本の報道が異常に感じているようです。
そんな中、 高市早苗総務相による、
いわゆる「電波停止」発言をめぐり、
TBSの報道番組「NEWS23」でアンカーを務める
毎日新聞社特別編集委員の岸井成格氏らジャーナリスト5人が2016年3月24日、
東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見しました。
その中でのやり取りより、引用です。
「中国ではジャーナリスト逮捕されたりと、非常に厳しいですよね。
アメリカでも国が監視したり法的に追及したり、日本よりある意味ではひどい状況だと思うんですよ。
にも関わらずなぜ、日本のメディアがこれほど萎縮するのか、そのメカニズムはなんでしょうか。どういう圧力のかけ方があるのか。」
とマーティン・ファクラー氏が質問しました。
これに対して岸井氏は
「私は明日で「ニュース23」のアンカーを降ります。
いろんなことを言われましたが、
私に対して少なくとも直接・間接の圧力は一切ありません。
それを感じさせるものも私の周辺ではありません。
相手もそれをやれば、私がそれを番組で批判することを察知しているからでしょう。
しかしタイミングが非常に悪かった。テレビ局の人事がちょうど動き出した時に、
ご存知のとおり私を批判する、飛んでもない、信じられないような気味の悪い意見広告が載った。
それと時期を同じくして、古舘さんの交代や、
国谷さん降板が一斉に起きて、萎縮してやっているんじゃないかという見方が出ている。
政権側の今のやり方は非常に巧妙です。
悪く言うと狡猾です。
正々堂々と言ってこない。
そういう意味では高市発言はやりすぎちゃったんでしょうね。
でもやらざるえ得なかったんだと思います。
それよりも日本のメディアの構造的に、なぜ一斉に反発できなかったかと言うと、まさか想像もしなかったからでしょう。
あんな暴言。
憲法否定でしょ?
そんなことを言う大臣が出るとは想像もできなかった。
だからそれに対する対応が鈍かったんだと思う。
それから、どうしても新聞同士、テレビ同士はライバル意識が強く、連携しようという発想がない。しかし、そこまでやらなきゃいけないような状況というのもこれまでは幸い無かった。
ですから今初めて。現在進行形です。
また、メディアの分断があります。
私が信頼する内部告発などを総合すると、個別の記者を呼んで厳しく言う。
それが局内で広がって、段々上の方に行く、ということが日々やられているように思います。 」
だそうです。
政府は全く関係ないと言ってます。
そりゃそうでしょ。
そんな露骨な事をしてもらえたら、大喜びで報道出来ちゃいます。
政府だって、馬鹿ではありません。
それよりは、放送法を知っている人達からの突き上げの方がきつかったと思います。
多くの国民が、安保の報道の在り方に疑問を持ったと思います。
そして、放送上は、安保反対が大半だとしつつも、報道の在り方にNOと言う人が
多くいたのだと思います。
そうした人達によるスポンサーへの圧力や不買運動などが重なり、
メンバーを刷新せざるを得なくなったのでしょう。
どうしても、高市氏の発言を悪としたいようですが、
彼女の発言は法律を述べたに過ぎません。
これで萎縮するということは、自分達が法律違反をしている認識がある証拠です。
そして、良く言われる、「政権の意図に反する報道を行う」と言う言葉、
これ、高市氏を含め誰も言ってません。
賛否があるのだから、反対だけだと印象づける報道は正しく無いと言われているだけです。
そして、発言の一部だけを切り出して、意図と違う意味に仕立てるなと言ってるにすぎません。
正しく伝えた上で、批判的な報道を行う事はなんら問題とはしていないのです。
本質を隠し、論点をずらして、政権批判につなげる行為が国民に見透かされた結果ではないでしょうか?
外国人記者から見れば、記者クラブという存在事態が閉鎖的だと言われています。
記者クラブ事態が、情報を隠蔽しているとすら言われていました。
ちなみに、記者クラブは大手メディアが牛耳っており、政府の管理下にはありません。
大手メディアの既得権の一つなのです。
そして、日本のメディアは、韓国中国に対して、極力報道しないような風潮。
こうしたメディアの姿勢そのものが、
日本の報道の自由が疎外されていると感じる部分ではないでしょうか?
高市発言を問題視しながら、
過去の民主党時代の発言はスルーし続けるこうしたアナウンサー達こそ、
報道の自由を捨て、政権批判だけをしている不自由な人では無いでしょうか?
海外のメディアは、彼らの発言だけを信用しているわけでは無く、
独自にイロイロ調査していると思います。
すると、彼らが民主党時代にはダンマリだった事もわかっていると思うのです。
にも関わらず、今回だけ騒いでいるからこそ、
今回のような質問が出てきたのだと思います。
だって、同じ内容なのに、今回騒ぐには理由があるんだろうって考える方が普通です。
それに対して、明確に答えられない事に、外国人記者はさらに違和感を持ったと思います。
そりゃ、政権のマイナスになるよう頑張ってますとは言えませんからね。
彼らのこのような行動こそ、マスコミの信用が低下していく原因であり、
報道の自由が局や新聞社やスポンサーに制限されていることを表していると思います。
そして、しつこくこの件を取り上げれば取り上げるほど、
国民が自分で調べ、今の報道の矛盾に気がつく人が増える事に気がついていないようです。
日本のメディアは、報道の自由は低いと言うのは間違いありません。
でも、それは政治による圧力で萎縮しているのでは無く、
自分達の主義主張に反するものは報道させない、意向に沿わない人間は使わないと言った、
メディア自信の責任であると考えます。
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