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2024/04/20 00:01 |
ダムの放流問題について考える
西日本豪雨では、ダムが放流を開始したら、すぐに水位があがり、洪水になった…
みたいな報道が目立ちます。

確かに、時系列では正しいのですが、
ダムが放流したから、洪水になった見たいな印象を視聴者に与えていると
感じてなりません。

報道から…
ダム放流、国「ルール通り」住民「計画性ない」
7/22(日) 10:38配信 読売新聞

 西日本豪雨で、愛媛県の二つのダムで行われた緊急放流について、
ダムを管理する国が当時の対応を検証する委員会を設置した。
放流量が通常の大雨時の約6倍に増えた結果、
下流の河川では氾濫が発生し、8人が死亡した。
国は「ルールに基づいた措置だった」とするが、
住民からは放流の方法や情報提供の改善を求める声が出ている。

 検証の対象となったのは、愛媛県南部を流れる肱川(ひじかわ)水系の野村ダム(西予(せいよ)市、有効貯水容量1270万トン)と
鹿野川(かのがわ)ダム(大洲(おおず)市、同2980万トン)。

 国土交通省四国地方整備局によると、二つのダムでは豪雨に備えて4日から事前放流を行い、
通常の約1・5倍の貯水が可能になっていた。
だが、7日に入っていずれのダムも水位が限界に近づき、水があふれ出る恐れが出たため、
流入する量とほぼ同じ量の水を放流する「異常洪水時防災操作」を実施した。

 野村ダムでは、責任者が7日午前2時半、西予市に防災操作を実施する可能性があると伝え、
同市は同5時10分に避難指示を出した。防災操作は同6時20分に始まった。

 鹿野川ダムでも、7日午前5時10分、下流の大洲市に同様の連絡を行い、
同市は同7時半に避難指示を発令。防災操作は同7時35分から行われた。

 1秒間の放流量は野村ダムで1797トン、鹿野川ダムで3742トンに上り、
いずれも7日午前0時時点の約6倍に達した。
肱川水系では水位が急上昇し、氾濫が発生。西予市野村町で5人、大洲市で3人が死亡した。

 19日に大洲市で開かれた検証委員会の初会合では、
同整備局が防災操作の経緯などを説明した。
それぞれのダムについて事前に定めた計画に基づいて、
流入量や水位に応じた適切な放流量を決めており、住民への周知についても、
防災操作の1時間以上前に警報のサイレンを鳴らしたという。

 これに対し、住民からは不満の声が上がる。

 自宅が2階まで浸水し、ボートで救出された大洲市内の60歳代の男性は
「今までにない雨量なのに、従来の規則通り対応したと言われても納得できない。
もっと計画的に放流はできなかったのか」
と憤る。西予市の60歳代の男性は
「大雨の音がすごく、サイレンは聞こえなかった。
いつも通りの時間に起きたら膝下まで水が来ており、あと10分遅ければ危なかった」
と話した。

 検証委員会のメンバーの鈴木幸一・愛媛大名誉教授(河川工学)は、
「ダムは満杯になった時点で放流しないと壊れる。
防災操作はすべきだったが、その方法に改善できる点がないかは検証が必要だ。
住民の意見を聴く場も設けたい」
と語った。

だそうです。

「今までにない雨量なのに、従来の規則通り対応したと言われても納得できない。
もっと計画的に放流はできなかったのか」
との被災者の意見ですが、かなりテレビ報道に毒されていると感じます。

理由は、もっと早くから放流していたら、もっと早く洪水になっただけだからです。

「放流量が通常の大雨時の約6倍に増えた結果、下流の河川では氾濫が発生し…」
みたいな報道が原因でしょう。

流入量と同じだけ放流したってことは、ダムが無いのと同じ状態だと言うだけ。
少なくとも、ダムが満水になるまでの時間を、ダムが稼いでくれていたのに、
避難しなかっただけとも言えます。

もし、ダムが溢れるような事態になれば、ダム決壊の危険が一気に高まります。
そして、ダムが決壊したら、今のレベルとはくらべものにならない大災害になるのは、
明白です。

流入量と同じだけ放流ってのは、ダム管理からしたらぎりぎりの調整をしているのです。
まるで、ダムの放流が洪水の引き金になったかのような報道は、
ダム管理を必死でやっていた方に対する冒とくと私は感じました。

何とか洪水にならないように、務めた結果、許容量をオーバーしてしまったのです。
もう少し、報道のやり方を変えるべきでしょう。

サイレンの音が聞こえなかったとの事ですが、
サイレンが鳴ったからといって避難はしなかったと思います。
サイレンが鳴る事は日常であり、それが即洪水になるとは思わないでしょう。

本当の問題は、こちら
「 野村ダムでは、責任者が7日午前2時半、西予市に防災操作を実施する可能性があると伝え、
同市は同5時10分に避難指示を出した。防災操作は同6時20分に始まった。

 鹿野川ダムでも、7日午前5時10分、下流の大洲市に同様の連絡を行い、
同市は同7時半に避難指示を発令。防災操作は同7時35分から行われた。」

自治体の避難指示の遅れだと言えます。
ダムを放流するとの通知から2時間以上たってからの避難指示。
これが遅すぎたのが原因でしょう。

これがもっと早かったら…
ダムが満水になる可能性を知った時点で避難指示を出していたら…
住居被害は変わりませんが、人的被害は格段に減ったはずです。

ルールに従い人命第一で、大雨の中作業していたダムを問題視するのではなく、
自治体の防災と避難指示の在り方を問題視するべきです。

今回の件、ダムは何も悪い事をしていません。
それどころか、批難する時間を確保してくれていたことを認識するべきでしょう。

そして、ダムがもう一つあれば、食い止められたかもしれない事、
そんなダム計画を全て白紙にした民主党政権を忘れない事、
数十年に1度の災害対策に金をかけることを否定していた民主党政権を忘れない事を
もういちど認識するべきだと感じました。



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2018/07/24 23:27 | Comments(0) | その他

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